- クレカ積立の仕組みと普通の投信積立との違い
- 楽天カードの種類別ポイント還元率(一般〜ブラック)
- SBI証券・マネックス証券のクレカ積立との比較
- 2024年改正で月10万円に拡大された経緯と注意点
- 楽天カード積立の設定手順(何をどの順番で操作するか)
- 楽天キャッシュ積立との違いと使い分け方
「投信を積み立てながらポイントも貯めたい」と思ったことはないですか?
自分もそれを知ったとき「え、お金が増えるかもしれない上にポイントまでもらえるの?」とちょっと興奮したんですよね。クレカ積立って、知っている人と知らない人で年間数千〜数万ポイントの差がつく仕組みなので、やっておかない理由がない。
この記事では、楽天カード積立の仕組み・還元率・設定方法を順番に解説します。ざっくり言うと、楽天証券で投資信託を積み立てるとき、楽天カードで引き落とし設定にするだけでポイントがもらえます。難しい設定は何もいりません。
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※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を勧誘するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。
クレカ積立って何?現金引落との違いを整理する
まず「クレカ積立」の仕組みから。
クレカ積立とは、投資信託の積立購入をクレジットカード決済にすること。普通の積立は銀行口座から直接引き落とされますが、クレカ積立はいったんクレジットカードで決済される仕組みです。
| 項目 | 普通の積立(銀行口落) | クレカ積立 |
|---|---|---|
| ポイント | たまらない | 積立額に応じてポイントがたまる |
| 手数料 | 無料 | 無料 |
| 設定の手間 | 少ない | カード連携設定が1回必要 |
| 毎月の引落 | 銀行口座から | クレジットカード請求として |
(出典: 楽天証券公式サイト 2026年3月時点)
要は「どうせ毎月積み立てるなら、クレカ決済にしてポイントを稼ごう」というだけの話です。投資の内容は何も変わりません。ポイントをもらえる分、クレカ積立のほうが断然お得です。
自分がFP2級の勉強中に「コストを下げることが長期投資では最重要」という話を何度も見ました。クレカ積立でポイントを稼ぐのも、実質的なコスト削減の一種。年間で数千ポイントでも、複利で長期運用すると差が開いていく話ですよね。
楽天カードの種類別ポイント還元率
楽天カードは種類によって還元率が異なります。持っているカードの種類によって、毎月もらえるポイント数がかなり変わります。
| カード種類 | 年会費 | クレカ積立の還元率 |
|---|---|---|
| 楽天カード(一般) | 無料 | 0.5%(ファンドにより最大1.0%) |
| 楽天ゴールドカード | 2,200円 | 0.75%(ファンドにより最大1.0%) |
| 楽天プレミアムカード | 11,000円 | 1.0% |
| 楽天ブラックカード | 33,000円 | 2.0% |
(出典: 楽天証券「楽天カードクレジット決済のポイント還元率」2026年3月時点)
ポイントが重要なのが、信託報酬(ファンドの運用コスト)が年0.4%以上のファンドに積み立てる場合、一般・ゴールド・プレミアムは一律1.0%還元になるという点。低コストのインデックスファンドは信託報酬が0.1%前後なので、一般カードだと0.5%還元になります。
月10万円積み立てた場合の年間ポイント比較:
- 楽天カード(一般)× 低コストファンド: 500pt/月 → 年間6,000pt
- 楽天プレミアムカード × 低コストファンド: 1,000pt/月 → 年間12,000pt
- 楽天ブラックカード: 2,000pt/月 → 年間24,000pt
年会費との兼ね合いで言えば、プレミアムカードは年会費11,000円に対して年間12,000pt。かろうじてペイできますが、旅行保険等の付帯サービスを活用しないなら一般カードのほうがコスパは高いという見方もできます。
SBI・マネックスとの比較
楽天証券だけがクレカ積立をやっているわけではありません。主要証券会社の比較です。
| 証券会社 | 対応カード | 最大還元率 | 月上限 |
|---|---|---|---|
| 楽天証券 | 楽天カード | 2.0%(ブラック) | 10万円 |
| SBI証券 | 三井住友カード | 最大3.0%(プラチナプリファード) | 10万円 |
| マネックス証券 | マネックスカード | 1.1% | 10万円 |
| auカブコム証券 | au PAYカード | 1.0% | 10万円 |
(出典: 各証券会社・カード会社公式サイト 2026年3月時点)
還元率の最大値だけ見るとSBI証券×プラチナプリファードが3.0%と高いですが、年会費が33,000円かかります。年間で36,000ポイント。年会費を引くと実質3,000ポイントのプラス。
楽天証券×一般カード(0.5%)は年会費無料で年間6,000ポイント。こう見ると、「年会費無料×0.5%」が意外と理にかなっているケースも多いんですよね。
2024年改正で月10万円に拡大。何が変わった?
以前は、クレカ積立の上限は月5万円でした。2024年3月の法改正(投資信託等の販売・保管等に関する規則の改正)により、2024年4月から月10万円まで引き上げられました。(出典: 金融庁「資産運用立国実現プラン」2023年)
| 時期 | クレカ積立の月上限 |
|---|---|
| 〜2024年3月 | 5万円 |
| 2024年4月〜 | 10万円 |
新NISAのつみたて投資枠は年間120万円(月10万円)なので、クレカ積立の上限が月10万円になったことで、NISA積立の全額をクレカ経由でポイントを稼ぎながら運用できるようになりました。これは地味に大きな改善です。
なお、楽天証券では楽天キャッシュ積立(月5万円まで)も利用できます。楽天カード積立(月10万円)と楽天キャッシュ積立(月5万円)を組み合わせると、月最大15万円まで。成長投資枠(年240万円)も使いたい人には選択肢になります。
ただし、クレカ積立は「使いすぎてカードの支払いが厳しくなる」リスクもあります。毎月の収支をきちんと確認した上で設定してください。
設定手順。やることは4ステップだけ
楽天カード積立の設定は、それほど難しくありません。
STEP 1: 楽天証券に口座を開設する
まだの場合は公式サイトから。マイナンバーカードがあれば最短翌日から取引可能です。
STEP 2: 楽天カードと楽天証券を連携する
楽天証券のマイページ「入出金・振替」メニューから「楽天カードクレジット決済」を選択。楽天カードのカード番号を入力して連携完了。
STEP 3: 積立ファンドを選ぶ
投資信託のページから積み立てたいファンドを検索。NISAで積み立てるなら「つみたて投資枠対応ファンド」フィルターをかけると絞り込みやすいです。
STEP 4: 積立額と引落方法を設定する
「楽天カードクレジット決済」を選択して、月の積立額を入力。毎月1日が積立注文日、27日がカード引落日というサイクルで動きます。
- 積立設定の締切日は毎月12日前後(月によって異なる)
- 締切後の設定変更は翌月から反映
- ポイント付与は翌月下旬〜翌々月上旬が目安
(出典: 楽天証券「クレカ積立(楽天カードクレジット決済)」公式ページ 2026年3月時点)
証券口座の開設がまだの方へ
投資を始めるには証券口座が必要です。SBI証券・楽天証券ともに口座開設は無料で、NISA口座も同時に申し込めます。どちらも主要なインデックスファンドを取り扱っており、初心者でも始めやすい環境が整っています。
Point: 楽天カード積立は月10万円まで対応。楽天キャッシュ積立と併用すれば、毎月最大15万円までポイント還元付きで積立できます。
数字で確認: 楽天カード(0.5%還元)で月10万円積立=年間6,000pt。楽天ゴールドカード(0.75%)なら年間9,000pt。
まずは公式サイトで必要書類を確認してみてください。
まとめ
- 楽天カード積立は、投信積立をクレカ払いにするだけでポイントが貯まる仕組み。設定は1回で済む
- 還元率は一般カード0.5%〜ブラックカード2.0%。年会費とのバランスを考えて選ぶ
- 2024年改正で月10万円まで積立可能になり、NISAつみたて投資枠を全額カバーできるように
まずは楽天証券の口座を持っていて、楽天カードを持っているなら、今すぐカード連携設定をしてみてください。投資の内容は何も変わらないのに、何もしないよりポイントが手に入ります。
NISAの使い方についてはこちらも参考にしてみてください → NISAとiDeCoの違い・使い分け方
*本記事の情報は2026年3月時点のものです。還元率・上限額は変更される場合があります。最新情報は楽天証券・楽天カードの公式サイトをご確認ください。*

